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耐震改修は意味がある?2025.06.28

耐震リフォームの話をしても、意外と、

”うちは大丈夫”  とか、 ”この辺は何もないから” とか、 ”その時はその時よ”

と、楽観視してる方が多いのが実情です。

しかし、いざ地震が起こって倒壊などしてしまい、大切な家族を失ったり、身体が不自由になってしまってから後悔しても遅いので、ご自分のお家を見直しておくことも、大切です。

 

 

お家は建てられた時期によって次のように分けられます。

 

 

~1981年5月31日までに建築確認を受け、建てられた住宅

旧耐震基準

 

1981年(6月)~2000年までに建築確認を受け、建てられた住宅

新耐震基準の住宅

 

2000年(6月)~現在

現行耐震基準の住宅

 

 

旧耐震基準のお家を耐震診断すると、現実は、ほとんどの住宅が、倒壊の危険性あり、という成績が出ます。

 

”良い大工さんが建ててくれたから大丈夫”と言っても、現実はそのような成績が出てしまいます。

”でも耐震改修したからって潰れないとは言えないんでしょ?”との質問を受ける事もあります。

 

最新の情報によりますと、

令和6年能登半島地震では、耐震改修した旧耐震基準の木造建築物では倒壊・崩壊の被害がなかったそうです

(国土交通省 国土技術政策研究所・国立研究開発法人 建築研究所「令和6年能登半島地震建築物被害調査報告書(速報)令和6年10月」

からの情報です)

テレビ等の情報では倒壊してしまった映像の方が印象が強く、衝撃的でしたが、耐震改修した木造建築物では、倒壊はなかった、という事なのです。

 

このことからも、やはり、耐震改修は命を守る意味がある、という事がわかります。

旧耐震基準のお家を耐震改修する場合は、自治体の補助金も受けられます(20万~30万ほどです)。また、減税対策などもできます。

 

 

アイライフでは、耐震改修の実績も豊富ですので、不安な方は是非、ご相談下さい。