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ガラスセミナーPart.12015.07.31

昨日は日本板硝子さんが弊社に最新のガラスについて説明にいらして下さり、
社員全員でセミナーを受けました。
日本板硝子さんは、大正7年設立の、日本を代表する名門硝子会社さん。
日本は断熱性能に遅れた国と言われていますが、
今の窓はほとんどペアガラスが主流になりつつあります。
もっと良いのは、太陽光の熱を調整できるLow-eと呼ばれる硝子で、
Low-e硝子には太陽熱を遮断する遮断型と、取り入れられる型があり、
その地域の気候や、家の窓の位置によって使い分けるのが有効だそうです。
(例:西陽が当たるところは熱遮断型など)
どちらのタイプも断熱性能には優れていますので、
室温は逃がしません。
複層硝子の中の空気層を真空にした(世界初)
スペーシアという製品も見せて頂きました。
日本は断熱性能に遅れた国、と言われながら、
開発力のすごさを実感。
吉田兼好の徒然草には、
”日本の家は夏を旨とすべし”
とありますが、今は気候も変わったのに、この考えはまだ存在しているとの事。
現代は健康への研究も進み、
”家は冬を旨とすべし”
に変えた方がいいとのことです。
家の温度差と健康の密接な結びつきに関しても随分研究されています。
その辺りもいつかご紹介致しますので、お楽しみに!!!
2015/07/31